日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演 「みえないくに」(主催:公益社団法人日本劇団協議会)
2024.1.25
翻訳者は裏切り者?
戦争と経済に揺れながら、「みえないくに」を見ようとする、翻訳者たちの物語。
2024年1月18日(木)~1月21日(日)
会場:東京芸術劇場シアタイースト
作・演出:鈴木アツト
●あらすじ
これは、架空の国グラゴニア共和国で話されている、グラゴニア語に魅了された翻訳者の物語。鴨橋真由(かもはしまゆ)は、日本では、マイナー言語であるグラゴニア語を独学で学んだ、グラゴニア語研究のパイオニアだった。彼女の夢は、「グラ日・日グラ辞典」という辞書を日本で出版すること。小さな出版社「月銭社(げっせんしゃ)」の編集者の重山朝子(しげやまあさこ)に、ダメ元で「グラ日・日グラ辞典」の出版を提案したところ、定年間近の重山は、退社前に意義のある本を出したいと思っていたこともあり、乗り気になってくれた。そして、社内会議でOKをもらえたところまでこぎつけたのだが、そこへ、グラゴニアが隣国に侵攻したというニュースが飛び込んでくる。
『みえないくに』
作・演出:鈴木アツト
主催:公益社団法人日本劇団協議会
助成:⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(舞台芸術等総合⽀援事業(次代の⽂化を創造する新進芸術家育成事業))|独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会